森への想い
五感を研ぎ澄まし
樹々の息吹を感じ森に想いを馳せる
森への想い
今、森は林業の衰退と共に手入れがされず放置され、本来の役割である水を貯え、山崩れを防ぎ、大気中の汚染物質を浄化し、酸素を放出し、地表の温度を下げるといったような役割を果たせなくなりつつある森もあることを多くの人が知っています。しかし、いったい私には何ができるのだろうと思っていました。
同じ思いを感じてもどかしい気持ちで過ごしている人はどのくらいいるのでしょう。
様々の海外産の香りに触れてきた私が林業を営む久恒山林株式会社で採取されたスギやヒノキやクロモジなどの木々の香りに出会ったとき、『最終的にはここにもどってくる』と感じました。
そして、日本の森の樹木の精油や芳香蒸留水を暮らしで活かすことは、建材を使うのと同じように日本国土の約70%を占める森林を守ることに繋がるのだと気付いたのです。
久恒山林が手を掛けた森には広葉樹が育ち、日の光が地面に届くことによて下層植物が茂り、花々や実をを求めて虫や鳥たちが集まり、生態系豊かな森へと変わっていきつつあるのです。
そのような森の恵みを無駄にすることなく都会の空間に森と繋がる場所をつくりたい。
それが、芳香蒸留水を活かす『100% FOREST AIR』空気の森化なのです。
関戸みどり Sekido Midori
アロマ空間プランナー
空間の森化実行委員長
二級建築士、
AEAJアロマテラピーアドバイザー・インストラクター、
グリーンフラスコ認定J-アロママイスター
PROFILE
店舗設計、VMD、アートワーク、インテリアコーディネイトなど空間づくりに取り組む中で香りの空間への影響の大きさを感じアロマ空間デザインを学ぶ。
2009
@aroma認定空間アロマデザイナー取得
2011
アロマ空間デザインへの取り組みを始め、フィットネス、アパレル、病院、ホテルなど数多くの現場を経て現在も継続中。
2015
大分県耶馬渓で林業を営む久恒山林(株)の樹木精油に出会い、日本の樹々の香りに着地点を感じ森の空気感の再現をミッションとして樹木精油に関して学びを深めながら、久恒山林が運営するブランド『六月八日』のヒノキ、スギなどの日本の山の樹木の精油や森の材料を使ったワークショップも担当。
2021
コロナ禍、ストレスからの解放と安心できる空間づくりへの貢献を目的に『100% FOREST AIR』空間の森化を始動。
VISION
香りがコミュニケ―ションツールとして
より多くの場所でお役に立てるよう日々経験と学びを重ねていくこと。
都市と森林の循環の中で私にできることをひとつひとつ、出会いを大切にしつつ育てていくこと。
そして、こころ穏やかに過ごせる場所づくりへ貢献すること。
精進して参ります。